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県連役員挨拶
理事 工藤 勝保 (青森県民生活協同組合・常務理事)
理事 工藤 勝保 (青森県民生活協同組合・常務理事)
理事 工藤 勝保
(青森県民
生活協同組合・常務理事)

  皆さんもよく知っている、「イソップ物語」の寓話集には、動物たちの口を借りてギリシャ人の合理主義、経済重視傾向が数多く語られているそうです。今回はその中の一つをご紹介したいと思います。

≪ 兄弟喧嘩する息子 ≫
  ある農夫に二人の息子がいました。ところが二人は喧嘩ばかりしていて決して仲良くしようとはしません。いくら言い聞かせても止めないので、父親の農夫は二人に棒の束を渡して、兄弟それぞれに「折ってみろ」と言いました。棒はいくら力を入れても折れません。今度は一本ずつ渡してみると、なんなく折れたのです。父親は「いいか、この棒のように、お前達も力をあわせれば強くなれる。一人では敵にかなわなくても、二人なら敵も手が出せない。内輪もめは敵のおもうつぼになるだけだ」と言いました。それから兄弟は力を合せるようになったと言うことです。

  この話の中には、団結力ほど強い力を発揮する事はないと言う事が隠されているように思います。日本にも似たような話で毛利元就の「三本の矢」の逸話があります。

  生協もまた、組合員個々の力が団結力となり、各単協が設立されてきたと考えます。「環境問題」「食の安全の問題」「平和の問題」「医療、健康、福祉の問題」この様々な問題を、これからは青森県生協連に加盟している「単協」それぞれの持ち味を生かし協力し、補っていく事により厳しい社会情勢を乗り切り、いま以上の強力な生協基盤が確立されていくのではないかと思います。

 
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