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専務理事 青田 薫
(八戸市職員生活協同組合) |
健康管理への思い込み
三日坊主という言葉は私のためにあるのでは?といつも思っていました。
10年ほど前に健康診断で医師からイエローカードを出されたことにより、それが現実のものとなりました。
私は体重減少を目的に、筋力増強をと思い付き10キロのダンベル2個を準備して6日、また健康器具を買い腹筋運動を始めて10日ほどで気が変わります。
これではだめだと図書館で「あなたの健康は食事から」などの本を読み漁り、今度は食事制限、これも7日目ほどで晩酌再開となり、また、断念しました。
次に考えたのはウオーキングでした。だが町内の友人ウオーカーからの「何の病気で運動?」と噂されるなど、多くの人目を気にするようになり、見栄坊の私はさらに別な健康法を考え、スイミングクラブ入会など真剣に実行しました。
そうこうするうちに、何事にも妥協しやすい意志ではイエローカードの返上が出来ないことを悟りました。
その後、いまから7年ほど前の7月19日、手のひらほどの大きさの丸く白い、動くぬいぐるみが我が家に・・・生後20日の子犬、「マーク」と名付けました。オスのラブラドールレトリバーで動きだけは活発でした。
私のこれからの健康管理のペースメーカーとして活躍してもらう計画でした。
その日から、手にのせて近くの川原をウオーキング、少し汗を掻いたので「犬は健康に良い」と思い込み、納得しました。
子犬の将来のためと思い、訓練のために妥協を許さず登山道を歩かせるが、途中で動かなくなったので抱えながらの登山でした。
それから、私は友人のウオーカーなどの人目を気にすることもなく、朝夕「雨にも負けず、風にも負けず」毎日欠かさず、犬に引かれてウオーキングをし、おかげで体重管理も軌道に乗り、生活習慣としての健康晩酌も変更することなく続けることができ、本当に感謝の日々を過ごしています。
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