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青森県生協連主催「9.11灯油学習集会」と要請行動報告

青森県生協連主催「9月11日 灯油学習集会」開催報告

 青森県に住む私たちにとって暖房の中心である灯油は生活必需品です。そのため、安価でしかも安定的に供給されることが必要です。

 原油価格が高騰を続け、一層の値上がりが心配される灯油の適正価格・安定供給を求めるために、2006年9月11日に7生協60名の参加で灯油学習集会を開催しました。

 講師のコープ東北サンネット事業連合共同購入商品本部河野敏彦本部長から、石油需要の現状、原油価格の推移は地政学的不安定が大きな要因であること、石油商品の基礎知識、灯油価格の構造等、生協がこれまで灯油を運動として取り組んできたあゆみと、今後は北海道・東北で力を合わせて灯油事業を強化し、生協の共同購入でまとまった量を確保することで、国や元売各社に働きかける力になるなどの説明を受けました。そのあと、参加者との質疑応答も交えて内容を深めました。最後に、コープあおもり、津軽保健生協の組合員さんから灯油高騰に対する意見表明を受けて終了しました。
 


青森県に対して灯油に関する要請を行いました

 灯油学習集会終了後、代表6名が青森県庁を訪れ要請を行いました。井筒智義生協連会長より、「灯油の値上げは生活弱者にとっては死活問題。原油価格の高騰に便乗した値上げが行われないよう国にも働きかけ、県も監視してください。」と要請しました。

 これに対して小田桐文彦県民生活文化課長は、「寒冷地の本県にとって灯油は生活必需品。不当に高値販売されないよう行政としても努力したい」と決意を話されました。
要請内容は以下のとおりです。

  (1)灯油価格の大幅な値上がりで、くらしと地域経済はますます厳しくなり、家計のやりくりが大変です。とりわけ、高齢者・所得の低い層など、生活弱者にとっては死活問題であり、原油価格の高騰などに便乗した値上げが行われないよう調査・監視・指導を行うよう、国(関係各省)に
対して強く働きかけること。

 (2)青森県としても、便乗値上げが行われないよう監視を行うこと。特に異常寒波などの不測の事態に便乗値上げが行われないよう敏速適切な対応を行うこと。

 
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