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県生協連ニュース

青森県生協連主催「第22回青森県生協大会」開催報告
〜スローガン:守ろう平和憲法 330名が参加〜

 青森県生協連(本部:青森市)は、2006年9月26日、青森県教育会館(青森市)において、第22回青森県生協大会を“守ろう平和憲法”をメインテーマに開催しました。大会には、県内の各生協や他団体から約330名が参加しました。

 記念講演は、講師を二宮厚美神戸大学発達科学部教授、テーマ「平和憲法とくらしについて」でした。二宮氏は、「小泉構造改革は多国籍化した企業の損益を守るため海外派兵国家になり憲法を変えようとしている。又福祉国家の破壊では、税制でみると受益者負担の強化、大企業向け減税、所得税制の累進緩和、金融所得の優遇などを進める一方、課税最低限の切り下げ、社会保険料の引き上げ、医療・福祉の自己負担強化を進めてきた」などを内容とする分かりやすいものでした。氏は「地域の再生のために人と人との結びつきの組織である生協の活躍こそ今後大切になります」と期待を述べられました。

 午後の部は、3つの生協と県生協連から活動報告をしました。

(1)弘南生協の三國良子さんが、「環境浄化の一環として活用されているEM菌活用の取り組み」を報告されました。

(2)青森保健生協の構成劇は、「私はヘルパーさん」という介護保険の適用矛盾と「コープくらしのたすけあいの会」について取り組みを内容とするもので、大変好評でした。

(3)コープあおもりは、「輝け平和憲法」をテーマに、紙芝居をつくり、みんなで平和憲法について学びあい、語り合いができるようにしたとの取り組みを、パワーポイントで報告していただきました。

(4)青森県生協連の小野寺静子常務理事が「食育推進の取り組み」について、この間の県生協連の取り組と食育基本法の基本的施策に基づいた青森県の食育推進とも連携しながら「たべるたいせつコンクール」等の取り組みを、今後県内の生協ですすめていくとの報告をしました。

 最後に、生協大会の企画・運営に携わった実行委員を代表し、村川勇委員長が閉会挨拶、参加者全員に景品が当たる抽選会を行い、第22回青森県生協大会を終了しました。

講演する二宮厚美先生 発表する三國さん
構成劇で介護保険紹介 コープあおもり紙芝居声担当の皆さん
 
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