青森県生協連から「2006年度福祉・コーディネーター研修会」に参加
〜日本生協連 北・東北地連主催 東北地区から約50名が参加〜
日本生協連北海道・東北地連(事務所:仙台市)が2006年10月31日、仙台ガーデンパレス(仙台市)において開催した「2006年度福祉・コーディネーター研修会」は、東北の7つの県生協連と生協から福祉活動の担当者など約50名が参加しました。
青森県生協連(本部:青森市、井筒知義会長)からも参加しましたので、概要を報告します。この研修会は、2つの学習講演、寸劇、日本生協連からの報告で構成され、くらしの助け合い活動に関連する課題や現況を研修することが目的でした。
○参加生協と参加者数
青森県生協連1名、いわて生協8名、みやぎ生協16名、あいコープみやぎ2名、生協共立社10名、コープふくしま3名、コープあいづ2名、学習会講師2名、事務局4名
<研修会の概要>
◇学習講演「障害者自立支援法の内容について」:みやぎ生協福祉・文化事業部千田睦子さん
4月に法が施行された法の概要とその問題点(利用者側に立った法でなく矛盾が多い)ことなどの解説と報告がされました。
◇学習講演『「子育て支援」における市民ネットワーク』
近本聡子(財)生協総合研究所研究員
少子化の現状や日本と他の国との施策の違いなどの報告がされ、同研究所の実施した「子育てと生活についての調査」の貴重なデータが参考資料として提供されました。
☆生協総研の「子育て支援」関連情報はこちら
◇寸劇「はじめての援助活動」 実演者:みやぎ生協のコーディネーターさんたち
これまでの活動で経験してきた「援助活動としてふさわしくない」事例を約20項目を織り交ぜたユーモアあふれる寸劇で、何気なく使ってしまう言葉遣いや立ち振る舞いの問題がよく理解できました。終演後、参加者から「まずいと思われる状況」をピックアップしてもらい、答え合わせをしながらの解説で内容が共有化されました。
◇「くらしの助けあい活動に関わる組織のあり方検討会」の報告
日本生協連 福祉事業推進部
今後の活動のあり方として、多様化するニーズへの対応や人材、財源確保などの課題が報告されました。
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研修会の様子 |
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