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県生協連ニュース

青森県生協連は「2007年度組合員活動リーダー研修交流会」を開催しました
〜9月21日県内の6生協、52名が参加〜

講師の川村悳彦さん
講師の川村悳彦さん
 
発表の様子
発表の様子

  青森県生協連(本部:青森市)は、2007年9月21日、市内のコープあおもり会議室において「2007年度組合員活動リーダー研修会」を開催しました。県内の6生協から52名が参加しました。

  最初に、主催者を代表して井筒智義県生協連会長があいさつ。

  続いて、日本生協連の川村悳彦さんを講師にお招きし、『「あんしん」のデザインを』(日本生協連発行)をテーマに、社会保障制度の歴史、広がる格差社会、国民の不安(年金制度・健康等)、社会構造の変化(超高齢化・夫婦のみ、一人暮らし世帯)、雇用形態の変化(増える非正規社員)、社会保障制度の給付と負担、国家財政の危機、社会保障制度の未来図等、多様なテーマについて講演いただきました。これらはそれぞれが関連し、ひとつひとつのしくみが複雑であり全体像をつかむことが難しいのが現状ですが、丁寧で分かりやすく解説いただきました。

  午後は、8グループに分かれ、参加者の関心のあるテーマを出し合い、話し合い、それぞれのテーマについて深めたあと、まとめをそれぞれのグループから発表し合いました。

●参加者からのアンケートより

社会保障制度について関心のあるテーマを教えてください

年金は将来もらえるのか?破綻しないのか?と不安。20年後に医療・介護サービスが受けれられるのか。
安心して年をとるために必要な事。病気になってもお金がないと病院にもいけない。年金も、介護の医療も関心も不安もあります。お金の事、システムのこと、いろいろ気になります。
年金を受け取れる年齢までの生活できるのか、年金を受け取れても生活していけるのか?
老いた親を今後介護しなければいけないが、どのようなサービスが受けられ、費用はどのくらいか?

今日の講演についての感想をお書きください

雇用の崩壊が若年層の格差を拡大している事を改めて学習できました。その事で今後、年金給付率が下るという悪循環にならないか不安。今日の学習を受けてタックスペイヤーとしての視点を研ぎ澄ませたいと思います。
自分がいかに社会保障について知らなかったか、あやふやにしてきたか、すごくよくわかりました。無関心でいることの恐さを知りました。参加してよかったです。
社会保障はよくわからない、複雑だと感じた。保障についての推移がグラフでわかってよかったです。
専業主婦では生活して行けないような方向に流れていくようですが、片方では、介護付施設をなくす方向でも動いている。高齢社会になる中で誰が介護していけるのか、国の社会保障は矛盾だらけだと感じました。

社会保障制度をテーマにした活動で
「こんなことができそう」「こんな活動をしてみたい」ことを記入ください

新聞やワイドショーで得る情報は断片的でよくわからないことが多いので、このような学習会を生協で開いてくれて本当に助かります。
LPAとしてもっと勉強しわかりやすく話せるよう、積極的に学習していきたい。
年金の仕組みについて、市役所の出前口座などを企画して、みんなで意識をもって年金を考えていこうと思いました。
 
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