青森県生活協同組合連合会 青森県生活協同組合連合会ホーム > 県生協連ニュース
県生協連ニュース

新年のごあいさつ

青森県生協連会長理事 井筒 智義
(青森県庁・県民生協理事長)

 あけましておめでとうございます。

 CO・OP手作り餃子による重大中毒事故や続発した一連の商品問題は、コープ商品の信頼を揺るがし、生協への信頼を大きく傷つけることになりました。「安全・安心」を第一に掲げて、食料品を組合員に提供している生協がこのような問題を引き起こしたことは誠に遺憾なことであり、心からお詫び申し上げます。今後は、扱う全ての商品について、常に注意を払い「安全・安心」おいしい、安いを心がけて参ります。

 生協はマイバッグ運動とレジ袋削減に取り組み、組合員の皆様にご協力を頂いております。県の主導で「青森県におけるレジ袋削減推進に関する協定」が12月18日に締結され、今年2月2日(月)から有料化がスタートします。この取り組みが環境に配慮したくらしの見直しのきっかけとして、買い物以外の環境にも配慮した行動へと発展するようさらに広報等を強化して参ります。

 生協組合員の活動は、食育・子育て・助け合いの会・ユニセフ・平和などのさまざまな分野の領域に広がっています。生協は、地域やくらしの変化をふまえ、食品の安全をはじめとした消費者・市民の願いを、自らの事業や活動を通して、消費者主体の社会システムとすることに力を発揮しなければなりません。それは、消費者組織としての見識を問われることとなり、自ら発言できる職域と地域のリーダー育成が必要であります。このために、県連の組合員活動を積極的に展開し、さまざまな分野のリーダー育成に努めます。

 アメリカのサブプライムローンに端を発した金融危機、世界同時不況は日本国民の暮らしに深刻な打撃を与えています。大手自動車・家電をはじめ、全ての業種でリストラが行われ、失業者増加・求人減が深刻な事態になっています。

 県内各生協もこの不況の影響は甚大ではありますが、今問われているのは常に「生き残り」と心得、役職員一体となって頑張る所存でございます。

 すべての生活協同組合は、コンプライアンスとガバナンスに取り組み、現在の厳しい経済環境においても、協同の理念を曲げることなく、生活全般にわたって組合員の期待応えていかなければなりません。

 今年もよろしくおねがいいたします。

2009年元旦

 
[戻る]
青森県生協連について
県生協連の活動
県生協連ニュース
アクセス
お問い合わせ
ホーム
 青森県生活協同組合連合会|〒038-0012 青森県青森市柳川2丁目4-22