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今問われているのは常に「生き残りと革新」と心得、役職員一体となって頑張りましょう

青森県生協連会長理事 井筒 智義
(青森県庁消費・青森県民生協理事長)

青森県生協連会長理事 井筒 智義

 あけましておめでとうございます。

 2009年3月にメキシコを基点に新型インフルエンザが世界的な流行をきたしました。当初は季節性インフルエンザと比較して高い重症化率と死亡率をきたしたため、WHO(世界保健機関)から警戒が発信されましたが、その後の動向により適切な管理を行えば、季節性インフルエンザとおおむね同等に扱ってさしつかえないものと判断されています。しかし、いまだに学校閉鎖や学級閉鎖が続いており、ワクチン投与前の感染に警戒が必要です。

 人・物・金・情報の国際的な流動化により、経済や平和などの危機が、世界的に瞬時に波及するグローバリゼーションの時代となっています。人口増加への対応、地球温暖化対策、石油に代わる資源やエネルギーの確保などが、世界共通の課題とされ、国際協調で問題解決に向かう努力がなされています。

 アメリカのサブプライムローンに端を発した金融危機、世界同時不況は日本国民の暮らしに深刻な打撃を与えています。外需主導型の日本経済は低迷し、大手自動車・家電をはじめ、全ての業種でリストラが行われ、失業者増加・求人減が深刻な事態になっています。

 消費者・組合員のくらしは、雇用不安、所得減少、食品の安全や世界的食糧確保への不安、医療・年金制度への不信などが背景となり、危機的状況に陥っております。こうした状況の中で、民主党に政権が代わりましたが、経済・金融・財政・社会保障・外交・地域社会などの問題が山積しております。消費者・国民の生活が改善していくような政策の実現を求めていくことが必用です。

 経済情勢の好転を見通す材料は全くありません。消費者・組合員のくらしはますます厳しさを増し、堅実な消費行動と購買先の選択がすすみます。利便性・サービス・価格競争は過去にないレベルで激化していきます。

 このような情勢の中で、生協の事業運営と組織は存続の岐路に立っているとの認識が必用です。いまある問題を先送りしないことはもちろんのこと、意志決定・改革のスピードアップが必用です。県内の各生協もこの不況の影響は甚大ではありますが、今問われているのは常に「生き残りと革新」と心得、役職員一体となって頑張る所存でございます。

 今年もよろしくおねがいいたします。

副会長 内田 弘志 (八戸医療生協副理事長)
専務理事 土嶺   彰 (コープあおもり理事長)
常務理事 高村   務 (青森県庁消費生協専務理事)
小野寺静子 (コープあおもり常務理事)
理事 青田   薫 (八戸市職員生協専務理事)
鎌田 敦子 (青森保健生協専務理事)
工藤 勝保 (青森県庁消費生協常務理事)
河野   顕 (生活クラブ生協専務理事)
古川 栄一 (弘南生協理事長)
小村   晃 (弘前大学生協専務理事)
斎藤 孝一 (生協とわだ常務理事)
佐藤 まさ (津軽保健生協専務理事)
竹歳 治夫 (津軽保健生協理事)
中屋敷徳浩 (十和田市職員生協専務理事)
山本 信悦 (青森県労働者共済生協理事長)
監事 村川   勇 (青森保健生協理事)
小池 伸二 (コープあおもり専務理事)
嶋田 順一 (青森県民生協理事)

 

 
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