青森県生協連主催「2009年度組合員活動リーダー研修交流会」報告
〜くらしの中から消費者問題と消費者行政を考えよう!〜
青森県生協連(青森市柳川)は、2010年2月9日、コープあおもり本部において、県内の7生協・50名の参加をえて、2009年度2009年度組合員活動リーダー研修交流会を開催しました。交流会は、小野寺静子県生協連常務の司会で進められました。最初に、井筒智義県生協連会長が開会挨拶に続いて、「くらしの中から消費者問題と消費者行政を考えよう!」をテーマにしたワークショップを行いました。午後は、「青森県における諸費者行政の現状」についての学習とワークショップ形式で質疑応答を行いました。参加者たちからは、「今日の学びを身近な人にまず伝える、話し合う」、「県の出前講座を活用し、知人や友人たちを誘う」など、今後地域で消費者問題にどう取り組むかについて積極的な提案が出されました。最後に内田弘志県生協連副会長が閉会挨拶を行い、研修会を終了しました。
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研修会の様子 |
<組合員活動リーダー研修交流会の概要>
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◇日 時:
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2010年2月9日(火) 午前10時30分〜14時15分 |
◇場 所: |
生活協同組合コープあおもり本部集会室(県民生協アカシア館2) |
◇参加生協名(人数): |
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7生協・日本生協連・県生協連ほか合計50名
弘南生協(3)、コープあおもり(26)、県庁消費(2)、県民生協(4)、津軽保健生協(3)、青森保健生協(6)、青森県庁(1)、八戸医療生協(1) |
◇ワークショップ: |
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「くらしの中から消費者問題と消費者行政を考えよう!」
ファシリテーター:日本生協連組合員活動部 小林真一郎担当 |
参加者を7つのグループに分けて進められました。小林担当は、第一ステップで参加者自身から体験等を出し合ってもらい、第二ステップでは「消費者問題にどのように対応したらよいか」を、「CO・OP消費者ハンドブック」(日本生協連組合員活動発行)を用いた解説などを加え進めました。第三ステップの「消費者力アップや消費者行政強化の必要性について」は、パワーポイントを使用して解りやすく説明しました。 |
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▲小林真一郎担当(日本生協連) |
▲澤田靖主幹(青森県) |
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◇学習講演:
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「青森県における諸費者行政の現状」
講師:青森県環境生活部県民生活文化課 澤田靖主幹 |
「青森の消費者行政活性化事業、平成21年度の県内の消費生活相談状況と多重債務者の現状と対策、青森県消費生活センターの業務や利用状況」など身近な問題を取り上げ、わかりやすい資料をもと用いて報告いただきました。続いての質疑応答は、午前中のワークショップで、高まった参加意識やグループ意識を活かすことにし、ワークショップ形式で、「今後消費者問題について地域や家庭でやってみたいこと」について参加者が出し合うことにしました。
以下は参加者が出し合った内容の抜粋です。
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今日の学びを身近な人にまず伝える、話し合う(近所、友人、家族等に)。 |
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地域の組合員企画で“事例を聞く・話し合う機会を設ける” |
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県の出前講座を活用(知人や友人を誘う)。 |
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地域の支部会議での啓発講座の実施 |
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消費者力を高める講座を地域で開催する。 |
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コープくらしよろず相談所の開設・・・・・・・・・ |
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<問い合わせ先>
青森県生協連 事務局 電話:017−766−1521
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