青森県生協主催「2010年度県生協連トップセミナー」報告
青森県生協(青森市)の主催する「2010年度県生協連トップセミナー」は、2011年3月4・5日、浅虫温泉において、県内の7つの生協の役員・幹部57名(含む講師・事務局)の参加をえて開催しました。当日は、東京都生協連(東京都中野区)と日本生協連(東京都渋谷区)から講師を招いての講演とパネルディスカッションを行いました。
<2010年度県生協連トップセミナーの概要>
- ◇日時:
- 2011年3月4日(金)13時30分〜5日(土)11時40分
- ◇場所:
- 青森市・浅虫温泉 旅館「柳の湯」
- ◇出席:
- 7生協(50)・講師・事務局(7) 合計57名
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- 県庁生協(6)・県民生協(5)・津軽保健生協(5)・青森保健生協(12)八戸医療生協(4)・コープあおもり(17)・消費者信用生協(1)・講師・地連・事務局(7)
- ◇内容:
- 講演I・パネルディスカッション・講演II
■講演I:「東京の生協がめざす福祉のまちづくり」
森 芙紗子 東京都生協連・福祉政策担当
(1)「東京の生協がめざす福祉のまちづくり」のキーワードは「一人ぼっちにしないまちづくり※」
(2)杉並区での具体的な実践事例
(3)地域生協と医療生協の相互理解をもとに連携の広がり事例と県生協連の役割等
※「一人ぼっちにしないまちづくり」について、なくすまちではなく、しないまちとした意味は、生協の枠を超えて、自分のまちの5年後10年後をイメージして、今何が必要か、何が出来るか、どうしたら出来るかをまず言葉にしていく、まずやってみながら広がりを作る、今までつながっていない人との関わりをつくっていきましょう!」
■パネルディスカッション:
テーマ:「日本の生協の2020年ビジョン(案)をめぐって」
パネリスト:小池伸二・コープあおもり専務理事、
上田 正・信用生協専務理事、
佐藤まさ・津軽保健生協専務理事
嶋田順一・県庁生協・県民生協常勤理事
コーディネーター:土嶺 彰(県生協連 専務理事)
4人のパネリストから「(私が考える)我が生協の2020年ビジョンと日本生協連・青森県生協連に望むこと」について発表していただきました。今後、各生協が青森県で進めようとしていることや県生協連や日本生協連への要望・期待を交流する有意義な場となりました。
■講演II:「全国生協の現状と日本の生協の2020年ビジョン」
芳賀 唯史・日本生協連専務理事
(1) ビジョン(案)の作成提案にいたる経過。
(2) ビジョンの各章各項目の内容と様々な意見の反映の状況。
(3) 今後総会までの検討予定
(4) ビジョン検討委員会の欧米生協の視察状況
(5) 検討委員会の勉強会で出された店舗事業に関する他企業トップのコメント(生協店舗事業における本部経費の肥大化等)。
☆詳細なトップセミナー報告はこちら(PDF 153 KB)
<問い合わせ先>
青森県生協連 事務局 電話:017−766−1521
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