日本生協連「2012年全国政策討論集会」が開催されました
〜2011年まとめ・2012年度方針など350名が討議〜
日本生協連(渋谷区渋谷)主催の「2012年全国政策討論集会※」が、1月16日〜17日の2日間、都市センターホテル(千代田区永田町)において、全国から94生協・役職員約350人(含む事務局)が参加して開催されました。全国政策討論集会は、日本生協連の浅田克己会長の「2012年国際協同組合年」と「東日本大震災へのお見舞いと被災支援に対するお礼」の挨拶の後、矢野和博専務理事の「全国生協の2011年度活動のまとめと2012年度方針の基調」の提案を受け、参加者たちは、全体討論と3つの分散会において、2日間にわたり、熱心で活発な論議・意見交換を行いました。また、参加者たちは、第一日目終了後、付近のニューオオタニホテルで開催された日本生協連・日本コープ共済連・医療福祉生協連主催の「2012年賀詞交歓会」に参加し、政財界はじめ各界・各層の方々と賀詞交換をしました。
※この集会は、毎年1月に、全国の生協の役員・幹部職員参加のもとに、次年度の各生協の事業計画・方針策定に向け、情勢や課題についての共通認識を持つことを目的に開催されるものです。
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▲全体会場の様子 |
▲分散会の様子 |
<開催概要>第1日目:全体会(夜:3生協連合同賀詞交歓会) 第2日目:分散会
- ◇開会挨拶:
- 浅田克己日本生協連会長
- ◇基調報告:
- 「全国生協の2011年度まとめと2012年度方針の基調」
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- 矢野和博専務理事
- ◇全体会討論:
- 「経営課題」「東日本大震災・福島原発事故と放射能問題」「TPP問題」「消費税増税」「改正生協法の見直し」などについて19人が発言
◇全体会討論のまとめ:矢野和博日本生協連専務理事
◇3生協連合同「賀詞交歓会」(ホテルニューオータニ・18時より)
◇分散会討論:第1分散会〜第3分散会に分かれて討議後解散。
●全体討論:被災地の生協からお礼と復興状況の報告、国際協同組合年関連の発言
全体討論では、被災地生協から「支援のお礼と復興状況、今後の課題」、「福島原発事故と放射能汚染に関する報告と脱原発・再生エネルギーへの転換の必要性」などの発言。その他、「被災地支援を通して得た今後の課題」、「国際協同組合年を契機に生協の社会的認知度を上げよう」、「(東京・千葉・埼玉)県域を超える組織合同の報告」、「改正生協法見直し」、「TPP参加反対とTPP以外の道を明確にさせよう」、「消費税増税への対応を明確に」、「共済取り組みの重要性」などについて20人の方から活発な発言がありました。
●分散会も「復興支援」「事業経営課題」「原発・放射能問題」「TPP問題」など59人が発言
2日目は、第1分散会から第3分散会それぞれ分かれて参加しました。第1分散会には、58生協・102名が参加し、19名が発言。第2分散会には、63生協・105名が参加し、19名が発言、第3分散会には、51生協・99名が参加し、21名が発言。3つの分散会あわせて、59名が発言しました。主に、「復興支援」「事業経営課題」「共済活動の重要性」「国際協同組合年」「原発問題」「TPP問題」「生協法の見直し」「税と社会保障」などについて活発な発言が相次ぎ、中には時間をオーバーして熱心に討議した分散会もありました。
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▲分散会の様子▲ |
<問い合わせ先>
青森県生協連 事務局 電話:017−766−1521
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