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県生協連ニュース

「3.11さようなら原発・さようなら核燃・青森県民集会」報告
〜3月10日「さようなら原発青森県集会」〜

 3・11東日本大震災から一年を迎えた2012年3月11日、「3.11さようなら原発・さようなら核燃・青森県民集会実行委員会」(大竹 進実行委員長)主催の標記集会が青森市文化会館で開催されました。集会には、県内外から約1,730名に参加いただきました。集会は、加藤登紀子さんのオープンコンサート、女優・藤波心さんのビデオレター上映、俳優の山本太郎さんと作家の鎌田慧さんのスペシャルトーク、8人のリレートークの後、集会アピールを採択し、震災追悼式の後、千名を超える参加者たちは、「さよなら原発・核燃料」を市民に訴えながら文化会館から新町通りを経て県庁までをウォーク。最後に、手と手を取り合って人の輪で県庁を包囲し、「原発いらない核燃いらない」などを訴え集会を終了しました。また、県内の各生協からも多数の組合員・役職員が参加するとともに、賛同団体に、青森保健生協・コープあおもり・生活クラブ生協・津軽保健生協・八戸医療生協・健生病院・健生五所川原診療所・社会福祉法人 虹・生協さくら病院などが加わっています。

▲集会の様子 ▲雪の残る市街をピースウォーク

<さよなら原発・核燃料県民集会のプログラムの概要>

◇オープニングコンサート:歌手・加藤登紀子さん

◇主催者挨拶:大竹進県民集会実行委員長

 「青森県の原発と核燃サイクルを止め、すべての核施設を青森県から撤去すること。子どもたちの叫びに耳を傾け、経済よりも子どもの未来を守る選択をすること。子どもたちが原発・核燃問題に関心を持ち、子どもたちが判断し、自ら大きな声を挙げることを歓迎する。放射能汚染に苦しむ福島県民と連帯し、さようなら原発・さようなら核燃の新しい一歩を青森県でも踏み出そう。」

◇スペシャルトーク:俳優の山本太郎さんと作家の鎌田慧さん。

山本太郎さん「青森が一番危険だと思い駆けつけました。核燃処理は、日本中が青森に押しつけた問題です。立地県で声を上げるのは難しいが、一人が周りの10人に声を掛け、近くの人から変えていこう。」と訴えました。

鎌田慧(めぐみ)さん「六ヶ所再処理工場を稼働させてはいけません。10万年経っても安全にならない核廃棄物を子孫に残すのをやめよう。無関心は罪です。きょうを運動の出発点にしましょう。」と呼びかけました。

◇リレートークで:大間原発訴訟の会の大場さんをはじめ青森県内外からの8名が思いを述べました。

◇震災追悼式:「追悼文」(PDF)を朗読し全員で黙とをささげました。

◇参加者によるウオーク:文化会館⇒新町通り⇒県庁まで2.5q。人の輪で県庁を包囲。

「さよなら原発1000万人アクション」のHPの「集会アピール」はこちら(PDF84KB)

▲俳優・山本太郎さん ▲作家・鎌田慧(めぐみ)さん

●3月10日開催の「3.11さようなら原発青森県集会」に423名参加!

 3.11さようなら原発・さようなら核燃・青森県民集会実行委員会は、3.11県民集会のプレ企画として、3月10日午後に青森文化会館において、「3.11さようなら原発青森県集会」を開催しました。この集会に、県内外から423名が参観しました。集会では、フォトジャーナリストの豊田直巳さんが「私の見たイラク、チェルノブイリ、そしてフクシマ」と題する講演を行いました。豊田さんは「アメリカが仕掛けた劣化ウランによるイラクの子どもたちを襲った悲劇の現実を映像を交えてリアルに話しました。そして、チェルノブイリの事故から25年たった現地の荒れ果てた現地の様子、そして最後に、福島の被曝の生々しい映像を紹介しながら、放射能の恐ろしさを語り、「莫大なお金をかける除染より、たとえば一人1億円の賠償をする方がよっぽど安く済む」と話し、いったんコントロール不能になった時の核物質の怖さなどを伝えてくれました。

▲豊田直巳さん ▲会場の様子

<問い合わせ先>

青森県生協連 事務局 電話:017−766−1521

 
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