青森県生協連「脱原発・エネルギー問題等学習会」報告
- 1.日 時:
- 2012年9月27日(木) 10時30分〜14時
- 2.場 所:
- 青森県観光物産館アスパム(5F:白鳥)
- 3.出 席:
- 9生協・連合会 83名
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- コープあおもり(28名)青森県民生協(15名)青森県庁消費生協(9名)津軽保健生協(10名)青森保健生協(9名)八戸医療生協(2名)県労済(2名)生活クラブ生協(1名)県生協連(5名)講師(2名)
4.当日プログラム:<司会:小野寺静子県生協連常務理事>
10:30〜13:35 |
開会挨拶 井筒智義県生協連会長 |
10:35〜12:00 |
学習会I「核燃料サイクル政策の破綻」 浅石 紘爾 弁護士
核燃サイクル阻止1万人訴訟団 代表
なくそう原発・核燃、あおもりネットワーク 代表 |
12:00〜12:45 |
昼食休憩 |
12:45〜13:45 |
学習会II「今年の灯油価格はどうなるの?」
吉田 敏恵 岩手県生協連専務理事 |
13:45〜14:00 |
閉会 小野寺静子県生協連常務理事 |
●県生協連「脱原発・エネルギー問題等学習会」に9生協・連合会から83名が参加
- 午前は、井筒会長の開会あいさつに続き、浅石弁護士にお話いただきました。浅石氏は、核燃料サイクルの全体像を紹介した後、核燃事業は安全性・必要性・経済性のどれもが成り立たないこと、現政権が表明した「原発ゼロと再処理継続の矛盾」や「使用済み燃料の行方」「余剰プルトニウムの核武装への転用の懸念」などを豊富な資料を基に解説しました。最後に、「再処理は継続することができず、早晩破綻する」と断じ、「地元青森から核燃廃止の大きな声を上げて、全国・世界の仲間と連帯し、理論武装を怠らないようにしよう」と結びました。
●学習講演:「今年の灯油価格はどうなる?」 吉田敏恵 岩手県生協連専務理事
- 午後は、灯油問題学習会。吉田専務は、「今年の灯油は昨年より高くなると予想され、その大きな理由の一つは投機マネーの流入に、二つ目は行き過ぎた規制緩和と行政不介入にあるとし、時には主婦感覚を交えながら、行政や石油元売り会社を鋭く批判しました。お話の後半は、「何故生協は灯油にこだわるのか」「どうして運動するのか」の想いを熱く語り、最後に今後めざすべき方向として「エネルギーの自給率を高め輸入に頼らない日本づくり」「送電ロスの少ない小分け発電の採用」「バイオマス発電の普及」「地産地消のエネルギー政策」などの魅力ある考え方が紹介されました。最後は小野寺常務のまとめで終了しました。
<問い合わせ先>
青森県生協連 事務局 電話:017−766−1521
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