国際協同組合年終了しICA「10年計画(ブループリント)」を確定
国連の定めた「国際協同組合年(IYC)」は2012年で終了し、青森県でも、この協同組合年に培われた協同組合間協同や他の諸団体との提携を強めていきます。
国際協同組合同盟(ICA)では、IYCをスタート地点として協同組合をさらに発展させるために、2020年を視野に入れた「協同組合の10年に向けた計画(ブループリント)」を作成し、達成すべき3つの目標と5つの戦略を掲げました。このブループリント案は様々な意見や検討を経て、2012年10月にイギリスのマンチェスターで開催されたICA臨時総会で承認され、2013年2月に確定版として発表されました。
1.2020年までに達成すべき3つの目標。
(1)協同組合が経済・社会・環境の持続可能性において認知されたリーダーとなる。
(2)人々に最も好まれるモデルとなる。
(3)もっとも急速に成長する事業形態となる。
2.この目標を達成するためのお互いに関係し合う5つの戦略分野。
(1)組合員としての、またガバナンスへの参加のレベルを引き上げる。
(2)協同組合を持続可能性の構築者と位置づける。
(3)協同組合のメッセージを構築しアイデンティティを確立する。
(4)協同組合の成長を支援する法的枠組みを確保する。
(5)組合員による管理を保障しながら、信頼性のある協同の資本を確保する。
※「協同組合の10年に向けた計画)」の英語版は下記のサイトでご覧ください。
☆IYCの公式ホームページの「10年計画(ブループリント)」情報
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