「消費者団体と消費者庁との意見交換会in仙台」参加報告
〜青森県生協連の小野寺静子常務理事が出席〜
消費者行政の一層の充実のためを目的とした「消費者団体と消費者庁との意見交換会」が、2013年4月17日、TKPガーデンシティ仙台(仙台市青葉区)において開催され、東北6県と新潟県の消費者団体、生協関係者など18人が参加しました。青森県からは、県生協連の小野寺静子常務理事が参加し、午後の東北電力との意見交換会で意見を述べました。
午前の部では、阿南 久長官が「仙台で開催する意見交換会は初めてである」と挨拶しました。続いて、各担当官から、「消費者教育の推進に関する法律」、「地方消費者行政活性化基金」の上積み、「国と地方のコラボレーションによる先駆的プログラム」などについての説明がありました。その後、参加者から、食品表示法案や消費者教育・適格消費者団体に対する支援、放射能による風評被害対策、灯油の価格高騰問題などについて、意見や質問、要望が多数出されました。
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▲意見交換会の様子▲ |
●午後の部:東北電力との意見交換会で消費者代表がさらなる経営努力を要望
東北電力側も出席した意見交換会は、「東北電力が国に申請している家庭向け電気料金の値上げに関する意見の交換の場」となりました。参加者からは、「被災地の電力会社が値上げしていいのか」、「役員報酬や社員給与の削減を求める声」が相次ぎました。岩手県消費団連の伊藤慶子事務局長が「経営責任の取り方が甘いのではないか」と指摘。青森県生協連の小野寺静子常務理事は「社員の年間給与は東北地方の企業の中では高い。もっと下げても良いのではないか」と述べました。阿南 久消費者庁長官は「値上げ審査に消費者の声を反映してもらうよう、消費者目線でのチェックポイントをまとめたい」と語りました。
<問合わせ先>
青森県生協連 事務局 電話:017−766−1521
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