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県生協連ニュース

日本生活協同組合連合会 第66回通常総会参加報告
〜全体討論で16人が発言、青森県から8人が出席〜

 日本生協連(本部:渋谷区)は、2016年6月17日、都内のホテルイースト21東京(江東区)において、代議員総数656人に対し、655人(実出席:436人・委任出席:9人・書面:210)の出席のもとに、第66回通常総会を開催しました。会場には、本人出席の436人に傍聴者・報道動関係などを加えた約600人が参加しました。総会は、「2020年ビジョン・第3次全国中計)」など5議案を一括提案した後、全体討論に移り、16人の発言を受けて、嶋田裕之専務理事が総括報告のあと、採択に移り5議案全てを「賛成多数」で採択し終了しました。

 青森県からは、県生協連の小池伸二会長理事・鎌田敦子常務理事はじめ、コープあおもり(3)、県民生協、生活クラブ、八戸市職員生協から各1名、合計8人が代議員として出席しました。

▲約600名超が参加した総会の様子 ▲主催者挨拶:浅田克己会長

 浅田克己日本生協連会長は、「熊本地震による犠牲者と被災地の皆さまに心よりお見舞い申し上げるとともに、全国の生協の阪神淡路・東日本大震災を踏まえ、より連携が取れた迅速な被災地支援に敬意を表します。生協の助け合いの精神を生かした高齢者や子ども見守り協定が5割を超える地方自治体に広がり、地域のまちづくりの中で他の団体の皆さまと連携を深めています。また、消費税の増税は延期されたというものの消費支出の下降は避けられません。こうした中、昨年度は、久しぶりにコープ商品の刷新が実現できたこと、全国の生協の事業の面での善戦は、何よりも組合員の皆さんの参加と協力のおかげです。今後も組合員の声を生かした取り組みを進め、商品事業だけでなく子育て応援など新たな課題にも挑戦していきます。今総会では、『2020年ビジョン』の内容を深めていただきますようお願いします」と挨拶しました。

 来賓挨拶は、厚生労働省の消費生活協同組合業務室の山本 亨室長(塩崎靖久厚労大臣挨拶代読)、日本協同組合連絡協議会委員長の奥野 長衛JA全中央会長のお二人でした。

5議案の提案と全体討論:16人の代議員が発言。(一部の生協名の後の「代議員)を省略)

嶋田 裕之専務理事(含む監査報告:福島 裕記常勤監事)が議案を一括提案しました。午後の全体討論では、被災地の生協くまもとの代議員「全国の生協のみなさまの多大な人的・物的支援と温かい激励に感謝し今後の復興への支援を引き続きお願いします」、コープふくしま「5年目を迎え、風評被害を跳ね返す農産物・水産物の普及へのご協力に感謝するとともに、汚染水を海洋へ流入させない取組みを強めていきます」、いばらきコープ「昨年の常総市などの豪雨被災への支援と募金(2億円)にお礼申しあげ地域コミュニティの再生と防災の強化に努めていきます」、ならコープ「人口減少・高齢化・過疎化の進む中間山地の川上村での村おこしの取り組みをさらにひろげていきます。全国の先進生協の皆さんのご協力を」、生協共立社「安心して暮らせる地域社会づくり(共同墓地と納骨堂・男性組合員活動参加・子育て支援)をすすめます」、岩手県生協連「安倍政権の進める教育基本法改悪に反対しよう」、みやぎ生協・コープあいち「フードドライブ・フードバンクの取組み報告」、北海道生協連「LPガス問題への取組み」、大阪いずみ市民生協・パルシステム連合「再生エネルギー発電事業(太陽光)を広げます」、コープかごしま「平和の取組み(バトンリレー・記録を残す・戦跡ガイド育成)」、沖縄生協連「沖縄戦跡巡りの成功と普天間基地の即時撤廃・辺野古基地建設の廃止の訴え」、コープみやざき「コープ商品改善要望と実現への取組み」、コープさっぽろ「宅配事業のブランド化と宅配センター改善の取組み」、コープみらい「人材確保のネットワーク化をすすめよう」など16人が活発に発言し、これを受けて、嶋田専務理事が総括報告をおこなったあと、「2020年ビジョン・第3次全国中計)」、「2015年度事業報告・決算」、「2016年度事業計画・予算」「定款の一部変更」「役員報酬の決定」の5議案をそれぞれ採択した結果、5議案全てを「賛成多数」または「3分の2以上の賛成」で採択し終了しました。(※太字は北海道・東北地域の生協の発言)

▲発言する加藤 善正代議員 ▲提案議案に賛成する代議員たちの様子

<問い合わせ先>

青森県生協連 事務局 電話:017−766−1521

 
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