住民ひとりひとりが活き活きとした生活を継続できる地域づくりに貢献します
青森県生活協同組合連合会
会長 平野 了三
明けましておめでとうございます。
県連加盟の各生協の役職員、組合員の皆様、さらには多くの友誼団体の皆様には、昨年も県連の諸活動にご支援・ご協力をいただいたことに対して心から感謝申し上げます。
昨年、東日本大震災から5年を迎えました。青森県生協連は、被災者の生活再建支援として前進座の『怒る富士』の県内上演を取り組みました。上演にあたり、多くの生協組合員、友好団体のご協力をいただいたことにあらためて感謝申し上げます。
昨年は4月に震度7の熊本地震、8月には岩手県と北海道を中心に台風10号の風と雨による被害など、大規模な災害が続いています。熊本地震への災害支援では全国の生協組合員の結集で、10億円を上回る義援金を届けました。今後とも、多くの生協・組合員とともに支援の輪を広げていきたいと思います。
昨年7月の参議院議員選挙の結果、自民党が両院で単独過半数を獲得しました。こうした国会勢力を背景に、与党による強権的な国政運営がめだっています。私たちの生活に直結する年金制度や介護・医療など社会保障制度改悪が強行されています。アベノミクスは着実に成果を上げているとする政府見解とは逆に、所定内賃金の減少が続いており、社会保険料の負担増や年金カットで、可処分所得が減少して個人消費も冷え込む一方で、国民の間に格差と貧困が広がっています。
青森県生協連は、『いのちとくらしの安心・安全』を目指して活動しています。県内外の多くの生協組合員、友誼団体の皆様と「協同」と「連帯」の輪を拡げ、住民ひとりひとりが活き活きとした生活を継続できる地域づくりに貢献していきたいと考えています。
本年もよろしくお願いいたします。
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