県内外の皆さまと「協同」と「連帯」の輪を広げ地域づくりに貢献します

青森県生活協同組合連合会

会長　平野　了三

新年明けましておめでとうございます。

　県生協連加盟の各生協の役職員、組合員の皆さま、さらには関係諸団体の皆さまには、昨年も県生協連の諸活動にご支援・ご協力をいただいたことに対して心から感謝申し上げます。

　昨年、青森県生活協同組合連合会は設立60周年をむかえ、11月2日に生協大会を「記念大会」として開催しました。大会では、過去60年間の県内での生協の取り組みを振り返りながら、平和の問題や地域での様々な課題に今後も生協として積極的に取り組みを進めることを確認しあいました。

　2017年度、県生協連は「健康で安心してくらせる地域づくり」を重点課題に掲げました。9月には、「あおもりまるごと健康チャレンジ」を県生協連主催で取り組み、2千名の参加をいただきました。弘前大学、東北女子大学、県医師会の協力をいただきながら、健康づくりリーダーの育成や、食の見直し、運動の習慣化を課題とした取り組みなど、健康づくりの多様な活動を昨年開始しました。この取り組みを今年も継続していきます。

　県生協連は、核兵器廃絶の願いを国連に届けるヒバクシャ国際署名に取り組みました。7月には国連が核兵器禁止条約を採択しましたが、日本政府は条約を否定し続けています。日本政府が核兵器禁止条約を批准することを求めて、ヒバクシャ国際署名に引き続き取り組みます。

　青森県生協連は、『いのちとくらしの安心・安全』を目指して活動しています。県内外の多くの生協組合員、友誼団体の皆さまと「協同」と「連帯」の輪を拡げ、住民ひとりひとりが活き活きとした生活を継続できる地域づくりに貢献していきたいと考えています。

　本年もよろしくお願いいたします。