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県生協連ニュース

県内外の皆様と活き活きとした生活を継続できる地域づくりに貢献していきます。

青森県生活協同組合連合会

会長 平野 了三

 新年明けましておめでとうございます。

 県連加盟の各生協の役職員、組合員の皆様、諸団体の皆様には、昨年も県連の諸活動にご支援・ご協力をいただいたことに対して心から感謝申し上げます。

 昨年は大規模災害が相次ぎました。年明け早々の東京や北陸での豪雪、6、7月には台風上陸と西日本を中心に豪雨被害が続いたほか、4月鳥取西部、6月大阪北部、9月には北海道胆振東部と地震も続き、それぞれ大きな被害をもたらしました。台風21号では関西で復旧まで10日以上要した大規模停電、北海道胆振東部地震では北海道全域ブラックアウト、西日本豪雨では広島、愛媛、岡山を中心に広い地域で長期の断水と、電気、水など生活基盤を直撃する事態が続いた一年でした。これらの災害に対して、多くの組合員に被災者支援募金の取り組みをいただきました。県生協連は、今後も被災地、被災者支援を継続するとともに、県内での災害発生時の物資輸送等の具体的支援行動について、加盟各単協との連携体制を整備していきます。

 県生協連の「健康で安心してくらせる地域づくり」は2年目となりました。「あおもりまるごと健康チャレンジ」や、東北女子大と共催の「食と健康公開講座」などの取り組みで、地域の健康意識の広がりに貢献しています。また、県医師会の協力による「生協健やか隊員」の育成、弘前大学や東北女子大学との連携による生活改善のためのツールの開発や講習会の開催も成果を上げてきました。

 今年は、より多くの生協組合員、地域住民の皆さんに「計る・知る・変える」機会を提供して生活習慣の見直しをサポートする体制づくりを、自治体や多くの団体と一緒に取り組みます。

 県生協連は、核兵器廃絶のためのヒバクシャ国際署名をはじめ、平和、護憲、環境の取り組みに積極的に参加してきました。現在、日本政府は、国連が決議し、多くの国・地域が批准に向けた手続を進めている『核兵器禁止条約』への参加を拒否しています。また、知事選挙で明確に新基地建設拒否の意思表示をした沖縄県民の意思を踏みにじって辺野古の海への土砂投入を強行するなど、安倍政権は強権的な政治姿勢を強めています。私たちは、『いのちとくらしの安心・安全』を基本に、社会的な課題に対しての議論と意見表明、そして必要な行動を起こしていきたいと思います。

 来年2020年は国連でNPT再検討会議が開催されます。そこに向けて、日本政府の核兵器禁止条約への参加、条約そのものの発効と核兵器廃絶の実現に向けて、ヒバクシャ国際署名に引き続き取り組んでいきます。

 青森県生協連は、県内外の多くの生協組合員、友誼団体の皆様と「協同」と「連帯」の輪を拡げ、住民ひとりひとりが活き活きとした生活を継続できる地域づくりに貢献していきたいと考えています。

 本年もよろしくお願いいたします。

 
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