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県生協連ニュース

2021年1月1日

人と人とがつながるための心の距離を縮め、助け合える地域社会をめざします

青森県生活協同組合連合会

会長 平野了三

 新年明けましておめでとうございます。

 県内の各生協の役職員並びに組合員の皆様には、昨年も県連の諸活動にご支援ご協力をいただいたことに対して心から感謝申し上げます。

 昨年は、新型コロナウイルス感染症への対応に明け暮れた一年となりました。2月にクルーズ船の感染確認から始まった国内感染は都市部を中心に全国に拡大し、4月7日には緊急事態宣言が出され、『ステイホーム』外出自粛が続きました。その後感染者の減少で緊急事態宣言は解除されたものの、終息することはなく減少と拡大が繰り返されています。

 青森県生協連の活動では、生協大会をはじめ学習会などの諸活動がほぼ中止を余儀なくされました。県内の地域購買生協では宅配事業を中心に利用が増加した一方で、医療福祉生協では外来や健診が減少するなど厳しい状況となりました。大学生協でも休校、オンライン授業で学食利用が大幅に減少するなど経営に大きな影響が出ています。職域生協でも同様に売店や食堂の利用減少という状況となりました。このように生協全体として、昨年は厳しい年でした。

 事業以外では、4年間に渡り取り組んできた「ヒバクシャ国際署名」に込められたヒバクシャの願いが世界に広がり、核兵器禁止条約の批准国が50カ国に達し、1月22日に条約が発効することが確定しました。また、秋の臨時国会で労働者協同組合法が全会一致で成立するなど、共同の取り組みが前進しました。

 コロナ禍で迎えた2021年、青森県生協連は物理的にはソーシャルディスタンスを確保しつつ人と人とがつながるための心の距離を縮め、助け合える地域社会をめざします。健康づくりでは、「あおもりまるごと健康チャレンジ」「健やかショッピングサポート」を着実に推進します。生協組合員による有償ボランティア「コープくらしのたすけあい」は、地域生活支援活動としての拡充を図ります。

 青森県生協連は、健康で活き活きとした青森を生協組合員、行政・大学・諸団体等の皆様と「協同」「連帯」の力でつくりあげていきたいと思います。

 本年もよろしくお願いいたします。

 
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