2022年1月1日

健康で活き活きとした青森を生協組合員、行政・大学・諸団体等の皆様と
「協同」「連帯」の力でつくりあげていきます

青森県生活協同組合連合会

会長　平野 了三

　新年明けましておめでとうございます。

　県内の各生協の役職員並びに組合員の皆様には、昨年も県連の諸活動にご支援ご協力をいただいたことに対して心から感謝申し上げます。

　昨年も新型コロナウイルスの感染拡大が続き、人と人とが直接触れ合うことが大きく制限される状況が続きました。こうした制約に対して、活動を止めてしまわないための努力が重ねられた一年であったと思います。生協では、各種会議はもちろんですが、組合員相互の情報交換、サークル活動などもオンライン開催が各地で行われました。また、健康チャレンジの参加者が六千名を超え過去最多となりました。「コープくらしのたすけあい」では活動会員の新規登録が増加しましたが、これは、感染対策を十分講じたうえで直接触れ合う行動に参加しようとする意欲も拡大している表れであると思われます。

　生協事業については、大学生協や職域生協で食堂の利用減少などで苦しい経営状況が続いていますが、弘前大学生協の百円夕食など大学・地域、行政などと連携した学生支援にも取り組んでいます。医療生協では、福祉施設の利用制限などで厳しい側面もありつつ、新型コロナの感染者対応、PCR検査やワクチン接種などで積極的に協力しています。購買生協は、物資調達と県内全域の配送ネットワークを活用して、青森県などが実施する新型コロナウイルス感染による自宅療養者への食料配送支援に協力しています。また、県社協と連携して「子ども宅食おすそわけ便」にも協力しています。このように、新型コロナウイルス感染症が長期化するなかで、行政をはじめ地域の様々な団体がつながることで、社会支援などの取り組みを止めない、より活性化させる取り組みが着実に前進しています。

　青森県生協連は、健康で活き活きとした青森を生協組合員、行政・大学・諸団体等の皆様と「協同」「連帯」の力でつくりあげていきたいと思います。

　本年もよろしくお願いいたします。