日本生協連 第72回通常総会 開催報告 〜青森から10生協・連合会の代議員16人出席〜
日本生協連は、2022年6月17日、東京都内で第72回通常総会を開催しました。
新型コロナウイルス感染の影響を考慮し、十主席者を限定しも書面議決中心での開催となりました。
総会代議員定数656名に対し、655名(実出席150名、委任出席0名、書面出席505名)が出席し、2021年度事業報告・決算、2022年度事業計画・予算などの5議案全てが賛成多数で可決されました。
青森県から県生協連はじめ10生協・連合会16人の代議員が書面出席しました。
開会にあたり、日本生協連の土屋敏夫代表理事会長は、「現在も続いているロシアのウクライナ侵攻が、世界情勢を一変させ、私たちのくらしの安心に、大きな影を落としている。”平和とよりよい生活のために”をスローガンとして取り組みを続けてきた生協として、抗議声明を発出し、人道支援の募金を中心に支援を進めてきています。また、異常気象による自然災害や巨大地震などへの備えの強化のため、全国の生協と連携し、行政や社会福祉協議会などと、平時からのパートナーシップづくりを進めていく決意です。さらに、SDGsを共通言語としてさまざまなパートナーと連携し、生協ならではの役割を発揮していくことを訴えます」と呼びかけました。来賓の厚生労働省 社会・援護局の山本麻里局長から、後藤茂之厚生労働大臣の祝辞をご披露いただきました。また、日本協同組合連携機構(JCA)の中家徹代表理事会長(全国農業協同組合中央会 会長)をはじめ、多くの方々からメッセージや祝電をいただきました。
議案提案後の全体討論では、15名の代議員から発言がありました。2021年8月の大雨災害の被災地となった地域の生協からは、全国の生協・組合員からの支援に対する感謝とともに、発災時に迅速かつ被害者のニーズに的確に対応するために、日頃から顔の見える関係をつくることの重要性について発言がありました。その他、核廃絶に向けた平和の取り組みや買い物困難地域の組合員に向けて始めた新たな施策、宅配リノベーションに向けた取り組みの状況などについて報告があり、幅広いテーマで活発な議論が行われました。
<提案し採決された5議案>
- 第1号議案
- 全国生協の2021年度のまとめと2022年度活動方針決定の件
- 第2号議案
- 2021年度事業報告書および決算関係書類承認の件
- 第3号議案
- 2022年度事業計画および予算決定の件
- 第4号議案
- 諸規約の一部変更の件
- 第5号議案
- 役員報酬決定の件
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総会会場の様子 |
採決の様子 |
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来賓挨拶:厚労省 山本 麻里社会・援護局長 |
挨拶:日本生協連 土屋会長 |
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(写真と情報の出典:日本生協連ホームページ)
問合せ先:日本生協連 渉外広報 電話:03-5778-8106
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