青森県生協連は「2008度組合員活動リーダー研修会」を行いました
〜研修内容:「ぼうさい塾」(わがまち減災マップシミュレーション)〜
青森県生協連(本部:青森市、井筒智義会長)では、2008年9月19日、観光物産館アスパム(青森市)において「2008年度組合員活動リーダー研修会」を、6生協の組合員・職員46名の参加で開催しました。
今回は、防災について学ぼうと、日本生協連と各地の生協で取り組んでいる『ぼうさい塾〜わがまち減災マップシミュレーション』を研修の中で行いました。講師は日本生協連の亀山薫震災担当にお願いしました。最後に、パソコン紙芝居「仲間がいる・人がいる」と阪神・淡路大地震「ある少女のお話」の上映を行いました。参加者たちは、10時30分から14時まで熱心に研修を受けました。
●防災マップ作りや模擬地震シミュレーションで疑似体験など7つに分かれてグループワーク
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今回の研修では、「ぼうさい塾・ファシリテーター手引書」(※日本生協連発行)を使って、次のような実習を行いました。
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まちの地図づくり---グループリーダーを決め、あらかじめ用意された青森市西部地区の防災マップ(避難所・防災関連施設・公共機関・病院・スーパー・コンビニ等はあらかじめ地図落とし済み)にシールで「仮の住まい」「友達の家」「一人暮らしの家」「妊婦のいる家」「外国人の家」などを地図落し(書き込み)していき、わがまちの防災マップを作成。 |
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シミュレーション準備---地図上で地震が発生したというシミュレーションを実施するため、被害状況を聞き取って防災マップ上に書き加え、避難所までどのようなルートで避難するかをグループ内で相談しながらマーカーでルートを記入する。 |
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模擬地震によるシミュレーションの実施---模擬地震速報・地震対策本部発表(発生時間、発生箇所、地震の大きさ、各種注意情報、火災・ガス爆発箇所、交通機関障害など)を聞き、防災マップ上で避難する。その際、小さいこどもや1人暮らしの高齢者、妊婦、外国人などの安否確認を行ったかどうか、避難経路を地図上だけでなく実際に確認しておく必要がある(行き止まりの道)ことなどを学ぶ。 |
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「ぼうさい塾・ファシリテーター手引書」は、「ぼうさい塾・わがまち減災MAPシミュレーション」という書名で、日本生協連から発行されているブックレットです。一般書店ではお求めになれません。 |
☆この本の詳しい案内と購入先はこちら(PDF:72KB) |
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●参加の感想
- 防災については気懸りでしたが学ぶ機会がなかったので、この研修はとてもためになりました。
- もっと多くの人たちにお知らせしてほしい。
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